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思いのまま

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十一月 今年もあと二ヶ月をきりました。

 お花が無い時期なので、祗園の花ということで、こんな画像で目の保養にでもなれば善いのですが。
 祗園から我が家へ来てくださった芸妓さん、舞妓さんの方々です。あとは女将さん、地方さんもご一緒でございます。
 真ん中のチビは私の倅なので、無視してくださいね。

祗園の花をもう1枚

 真ん中の「田舎の子!!」がピッタリ当てはまる子達は、私の倅と娘でございますが、これもまた無視してくださいね。
 芸妓さん、舞妓さんの方々は祗園の「つる居」さんから来て下さいました。こんなに美しく綺麗な方々はそんなにいらっしゃいません。
 上手なもてなしと、舞の美しさは言葉では言い表せません。お茶屋さんをはじめ、男師さん、地方さん、芸妓さん、舞妓さんその他あらゆる方が、祗園を支えて成り立っているんですよね、この街は。
 祗園で商売をしていらっしゃる若い料理人さんは、あらためて感謝をしなくてはならないのではないのでしょうか?
 私はこの地に生活をしていても、そんな気持ちでいっぱいなのですが。

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冬ごもり?

 冬の蝶を見かけて訳ではありませんが、アオスジアゲハの芋虫が楠の葉っぱでジーッと動こうとしません。足元にびっしり白い糸が張り巡らされていて、まもなく蛹になるのでしょうか。
 春一番に飛び回る蝶々たちは、今から蛹になって越年するのですね。動かないさまは蛹と違ってなんとなく親しみがもてます。動いていたら気持ち悪いもん。
 何で読んだのか憶えていませんが、春、脱皮する蝶々たちは何を基準にして「よし!そろそろ大丈夫!」と思って蛹から脱皮をするのか。私は気温だと思っていました。
 でも早春は三寒四温といって、気温は安定していませんよね、不思議でした。で、調べたわけではありませんが、日照時間で認識するそうです。賢いですね!生き物は。

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山茶花

 この花の名前は判らないのです。何故かと言うと、チョッと前の多治見市の慣わしで、出産祝いに役所から頂いた苗木が大きくなったもので、この種類はよく国道沿いの街路樹で植えてあります。
 よく見かける山茶花なのですが、近くで眺めてみると美しい花なのです。この姿は全開ですが半開の姿はまことに美しいです。炉開きのページで鑑賞してやってくださいませ。

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炉開きに合わせて

 西王母が咲いてくれました。西王母のいわれについては、4月のページを参照してくださればお解りいただけると思います。
 この花はパッと開かずに、この程度でおしまいのようです。
 
 中国の椿(ちん)は、日本の椿とはまた別物のようです。日本では春を代表する神聖な木の意を込めて、椿の漢字をあてたようです。
 山茶(つばき)を日本では山茶花(サザンカに当てていますが、中国では山茶を用いています。
 で、中国では山茶花には何をあてているかと言えば、茶梅(サバイ)といいます。
 山茶(ツバキ)、海石榴(ツバキ)とも書きます。

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石榴の実が

 今にも零れ落ちそうです。完熟石榴!美味しそうでしょう?そうなのです、もの凄く美味しかったのです。
 でも、ここまで実が割れていると、獰猛な生き物が口を開けている様で、こちらが食べられてしまいそうです。

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エイリアンのような

 紫木蓮の実が弾けてきました。ますます凶暴になってきたかのような姿です。種が顔を出していますが、これまたなかなかしぶとくぶら下がっています。
 ぶら下がった画像を見てください。ついでに姫泰山木の画像もお届けします。

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 ね、ぶら下がっていて面白いでしょ?鳥達に何処かへ連れて行ってもらうために、ズーッとぶら下がっているんでしょうね。

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照葉

 丸葉万作が、ようやく綺麗に色付いてきました。今年は何時までも温かかったので、紅葉は遅れていました。

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アメリカ山法師の照葉

 つい先日まで、赤い実がたくさんなっていたのですが、全部鳥達が片付けてくれました。
 もみじに劣らずこちらの照葉も綺麗でしょ?でも来春に備えてもう花芽が出来ています。わかりますか?

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雑草に追いたてられて

 名前も判らない菊なのですが、雑草に負けずに少しずつ繁殖地を拡大しています。白い方は何処かの山で頂いちゃいました。霜が降りる頃、花びらの色が赤くなってきますよ!
 黄色い方は確かホームセンターで、寒菊と書いてあったので購入しましたが、理想の寒菊ではなかったようなので少し残念ですが、大事に育てています。

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南五味子

 美男葛の実が大きく、そして美味しそうに色付いてきましたが食べると不味いのです。
 夏ごろ、小さな可愛い花を咲かせますが、こんなに大きく愛嬌のある実になるとは、植物は面白いですよね。
 詳しくは立田姫のページにありますから、宜しければご参照下さいましたら幸いです。 

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草紅葉

 12月も間近になり、霜が降りるようになりました。ようやくモミジもミズキもマンサクも綺麗に色付いてきました。メディアでは」しきりに紅葉便りが流れています。
 霜の降りるころは足元の草達も色づきます。画像は蓬なのですが、名前も判らない草達も美しく変わっていきます。
 朝早いうちに覗いてやりますと、まだ霜を被っていました。朝日があたり、霜が溶け出したところを捉えたつもりですが、未熟な写真で美しさが捉え切れていません。
 嵐山、吉野、名所は数々あります。街の中にもきっと見つけられる、小さな紅葉達を見つけてやってくださいね。

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