もう祇園祭です。お囃子のお稽古が始まります。慌しい毎日を過ごしていても、7月を迎えますと何時も思い出します。
おなじように、必ずこの頃に白く化粧してくれる植物がいます。半化粧ですが、時候の説明をさせていただきますね。
二十四節気七十二候のうち、夏至の第三候にあたり、夏至からかぞえて十一日目、七月二日ごろだそうです。今年も七月二日です。去年もそうでした。
時候の半夏生は、半夏(カラスビシャク、サトイモ科)の生ずる時期の意味だそうです。畑や畦畔に繁殖しているそうです。
暦はやはり生活、農業の習慣を元につけられていることが半夏(カラスビシャク)を差してしていることで頷けます。サトイモ科なので地下茎がありますが、漢方の半夏はカラスビシャクの地下茎を干した物だそうです。
カラスビシャクは別名があり、ヘソクリとも云われるそうです。地下の球茎が農家の主婦の方々の副収入になったことからきているそうです。
余談が過ぎましたが、画像の半化粧はドクダミ科、香りはどちらかと言うと匂菖蒲に似ていると思います。真っ白になって輝いています!同じように白く変わる性質があるマタタビも、風に揺れるさまは大変涼しげで不思議です。
七月は行事が続きます、乞巧奠、盂蘭盆、中元どれも大事な行事です。
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