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茶花・山野草 いけ花 茶の湯・御菓子

思いのまま

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2005年5月
五月 端午の節句 はじめの午の日 

 中国では古来五月を悪月と呼び、はじめの午の日を厄日として、厄払いのため蘭湯(らんとう)に浴して邪気を払ったそうです。今年は春蘭がたくさん咲いたので、摘み取って塩漬けにしました。

蘭花の塩漬け

 春蘭は茎が柔らかく食べやすいので、ある程度茎が伸びてから茎が長いまま摘み取ります。土筆みたいにはかまがあるので、茎が折れないように剥ぎ取ります。熱湯に入れ花の部分が青く色鮮やかになったら、笊に上げて風に当てて冷まします。冷めたらたっぷりの御塩をまぶして、一週間ほど陰干ししたら出来上がりです。茎の長い部分は結んでやりますと、白湯を注いだ時に見た目が良いと思います。

蘭の御白湯です。

 御湯を注ぐ前に、少し御塩を払ってから御白湯を注ぎます。時間が経つと少しづつふっくらしてきます。見た目も景色も格も、桜の塩漬けとは格段に違う事は画像で判って頂けたでしょうか?御湯を口に含んでみると、口当たりは木の香りというのか、森の香りというのか形容しがたい深みのある味がします。飲み干したあと口の中には、バニラエッセンスのような残り香が楽しめます。古来、御茶が伝わる以前より親しまれた本当のハーブティーを、皆様も是非、楽しんでくださいね。

蕾に変化が

 段々大きくなってきて、こんどは開く準備でしょうか?咲いた姿はもう想像できましたか?

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大きな花が

 開いてきました。朴の花の香りをお届けできなくて残念です。今日は大変暑い一日だったので、急に開花し始めました。明日は全開だと思います。

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本当にたくさんの蕾たちが

 今にも咲きそうに膨らんでいます。もう咲き終わってしまったものもありますが、(知らない間に、気付かず、貧乏暇なし)ユニークな蕾、種など画像に収め紹介できたら彼ら達も喜んでくれると思います。
この蕾は大山蓮華、膨らんできて蕾の殻(?)が割れてきたところです。面白いでしょ?彼らたちはいたって真面目に取り組んでいるのですが。

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一皮むけて

 好い男になりました。ツルツル純白、なんとも表現が出来ませんが、群生地にふさわしいくらい神聖な雰囲気を漂わせています。

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もう開花していました

 忙しい連休を過ごしていて、マメに観察をしていませんでした。
 ヒナドリのような蕾だったのがあっという間にここまで成長していました。純粋な風車です。改良品種のクレマチスと違い、花びらの(正確には顎ですが)先にまで緊張感を漂わせているようで、眺めているだけで誇らしい気持ちになってきます。

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苺が色付きました

まったく肥料も手入れもしていませんが、美味しそうな姿になってきました。花が終わってから、果実になるまでの早いことといったらありません。
たくさんの実が膨らみ始めました。蛇苺なのでしょうか?

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奇跡のフルーツ、ノニ!!

 ではありません。枇杷なのです。茂木の枇杷を2本育てていますが、一本はよく結実しますがもう一本はまだ一度も実が成りません。食べ頃は小鳥達のほうがよく知っているようです。

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グミってナニ味?

 ひと月も経たないうちに実が膨らんできました。色付いてくるとキラキラ光り輝いて、本当に綺麗です。
毎年、子供達に食べさせますが、初めて食べさせる時に、「グミ食べる?」と聞いたら、「ナニ味のグミ?」と聞き返されました。
 確か同じ名前のお菓子が、それもいろんな味のグミがあったことを思い出しました。

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すぐりの花です
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スグリの実です。

 風に揺れている様を判って頂けますか?これから色付き始めますが、昔よく遊んだ紙風船思い出すのは私だけでしょうかネ、赤くなってくると食べられますが食感は、トマトに似たざらざら感がありそれ程美味しいとは思いません。(失礼)
赤い実が鈴生りに成っている様は、大変良い景色で気に入っています。

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芍薬が満開

 山芍薬のような華麗さはありませんが、清楚で存在感のある姿で切花にするのが勿体無いぐらいです。
こんなに美しい花を床の間に生けてやれること、幸せなのですが精一杯この姿を損なわないようにしてやる事は、大変緊張する瞬間でもあります。一輪たりとも無駄には出来ません。

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私はいつでも食べ頃よ!

美味しそうに色付き始めました。丁度三つ仲良く並んで夫々、熟成が違う実が楽しそうに風に揺れています。

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笹百合の蕾が大きくなってきました

今年はたくさんの株が花をつけています。種から発芽したもの、鱗茎を株分けしたもの気の永い作業ですがこれからも続けていきます。

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