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半夏生

この頃にはもう殆どの可憐な花たちは咲き終わっています

里山の夏は思いの外短いのでしょうね、もう秋の花たちが準備をしています。町の花屋さんで当たり前のように売られている花は当たり前のようには咲いていません。彼らが当たり前のように繁殖できる環境が無くなって来たのは残念ですね。

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 酔芙蓉 アオイ科
朝露に濡れて純白の花はシルクのようですが午後になると段々と赤みを帯びてきます。生け込むときは茎を焼きますとよく水が上がります

紫露草 ツユクサ科
露草は日本原産ですがこちらは北米から渡来したそうです。これも1日で萎んでしまいますが、凛とした花です。

 白糸草 ユリ科  雑木林で初めて見た時はなんと涼しげで美しい姿なのかと驚きました。この姿は夏の林に無くてはならない存在だと確信しました。鼻を近

付けてみたら甘い良い香りを放っていました。詳しくは知りませんがこの辺りの物は亜種でミノシライトソウと言われ区別されているらしいです

 夏椿 夜明け前  
   ツバキ科
蕾の時は天辺が赤く染まっていますが、開花すると純白の花になっています。これも1日だけの命です

紅額 ユキノシタ科
アジサイは日本原産なのですが海外で品種改良されてイメージが変わってしまいました。書を捨て、山へ出よう!

  下野 バラ科
白い下野もありますが私は赤い方が好みです。春、花が終わり刈り込みますともう一度花を付けます。

 姫小百合 ユリ科
笹百合と思い、山から移植しましたが薄桃色の姫小百合でした。取れた種を大事に育てています。開花まであと3年は懸かります

  笹百合 ユリ科 
これも山から移植しましたもう5年間続けて咲いています。種は山に行って蒔いています。美しい最高の花だと思います

 八重咲きドクダミ
ドクダミ科 毒をためたり抑制したりする意味に由来しています。十薬の名は馬の病気に使うと十種の薬効を発揮するそう

    藤空木 
フジウツギ科 花が藤色で茎が中空になっているので藤空木だそうですが木自体が有毒で、魚を麻痺させるほどです

 藪萱草 ユリ科  中国より渡来、一名忘れ草は、萱草は憂い忘れさせる草の故事に基づいています若葉、花も美味しいですが一日花。

   岡虎の尾   サクラソウ科 小さい可愛い花が密生しています。この辺りの山道ではよく見かけますが、庭に植えますと増えすぎます。

 蛍袋 キキョウ科 愛嬌のある姿が憎めません。子供達がこの花を蛍の入れ物にしたからと言われます。実際には試した事はありません。

  木槿 アオイ科 万葉の頃の秋の七草の一つ朝貌がこの木槿とする説もあるそうです。宗旦も好きですが朝露に濡れた白は格別です  

  紫蘭 ラン科   栽培しにくいラン科植物の中では最も育て易いです。球茎の日干しは白及の生薬名があります。糊料としても使用。

    夏水仙    ヒガンバナ科 日本古来の説もありますが渡来したと言う説もあり原産地は不明だそうです。山から移植しました。華やかです。  

芍薬
  キンポウゲ科
名称は漢名の音読みで、一名・夷草と言われるのは異国からもたらされた植物の意味だそうですはじめは根を薬用に

するため、中国から渡来したそうです。私は牡丹より芍薬の方が好きです。それも淡い色のものが好きです。

 姫射干 アヤメ科 射干の近縁種です。初夏、薄暗いところに群生している射干は神秘的ですが、色も濃く可愛く掛け花入れに向きます。

   山芍薬
キンポウゲ科 実際に自生している所は見たことがありませんが買ってきて育てています。沢山増えました。シルクのような花びらは3日程でハラハラと散ってしまいます。

  

 合歓の木 マメ科別名ねぶの木です。小さい時何気なしに遠くを見ていたら浮き立つような赤い色を見つけました。すぐに山へ入ってその木を探しました。子供ながらなんと不思議な花をつけるのかと感心し、今育てています

 擬宝珠 ユリ科 原産地日本・中国。種類は多いようですが、これは水擬宝珠です。春に瑞々しい若葉がウルイの名前で出回ります。


    山苧環
   キンポウゲ科
苧環に比べてかなり控えめなそれでいていけてみると他のお花たちとの取り合わせに大変馴染んでいます。協調性があって、個性があって私もそうなりたいものです。

雁皮
ナデシコ科

知人より一株だけ頂き挿し芽をしながら殖やして来ました。雁皮とは本来和紙の原料となるジンチョウゲ科の植物のことでですが、区別させる為に岩菲の字を充てますが何時の間にか混同されてしまったようです。中国からの渡来植物です。     
   


半化粧 ドクダミ科
必ず半夏生の頃に白く色付いてきます。夏至から数えて十一日目を半夏生と云いますが、半夏の文字を使う植物はカラスビシャクの方です。
    唐糸草
    バラ科
良い香りがしますよ
白糸草はユリ科で、上を向いて咲いていますが、こちらは開いてきたら垂れ下がってきます。生けてやりますと大変美しいです。


  鹿の子百合
日本の百合の種類の中ではもっとも艶やかな種類だと思います。華のある百合だなと思って何時も眺めています。色も香りも申し分なくこのような華のある女性に巡り合えたら、と思うのは私だけでしょうか?

茶花・山野草 いけ花 茶の湯・御菓子・上生菓子