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行く春

もう夏は直ぐそこまで来ています。新緑の若葉が眩しく気持ちも浮き立ちます。
山を歩けばたっぷり汗をかきます

間も無く灼熱の夏の日差しが里山全体を照らし始めようとしています。そんな中で日差しを避けてひっそりとそして力強く、ほんの僅かの間だけ人間の手によっては造り出す事は叶わない美しい姿、香りを山全体に放っています。

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編笠百合 ユリ科
バイモ属
鱗茎を買ってきて地植えしてましたが花が付かなく鉢植えに替えたら咲きました。

アメリカ山法師
ミズキ科 ヴァージニア州の州花。明治の末に贈った桜の返礼で大正に渡来しました。祇園の花とされてもいます。

鳴子百合 ユリ科
斑入りの園芸種ですが花がない季節に葉だけでも生けられるので重宝しています

牡丹 キンポウゲ科
中国では百花の王とされ平安の頃渡来し、富貴草と呼ばれ珍重されました。私は芍薬のほうが好きです

風車 キンポウゲ科
全く申し訳ありませんが採取して育てています。日本在来種で中国の鉄線と違います。挿し木をして山に帰しています。

   大山蓮華
   モクレン科
別名深山蓮華、奈良県の大峰山に多く自生することから大山蓮華と呼ばれます。 

蕾の時は小首を傾げて愛嬌がありますが、開花すると大変いい香りがしますやはりモクレン科、とうなずけます。

  赤花山法師
ミズキ科 品種改良です。段々色が赤くなってきます。花水木が終わってから山法師が咲きます。秋には実がなります。

 金蘭 ラン科
雑木林に自生している姿をみて暫く見惚れていました。一株頂いちゃいました。大事に育てています。 

何時も頂く時は悪い事です。片栗、風車笹百合大事に育てています。実生の物も含めて随分増えました。

姫泰山木モクレン科泰山木の亜種なのでしょうか?改良品種なのでしょうか、石鹸のような香りに誘われていつも鼻を近づけます。

   梅花空木
ユキノシタ科 甘酸っぱい香りがします観賞用ですが、農道の境界などに植えられます。
 

   未央柳
  オトギリソウ科
長安の宮殿、未央宮の庭に植えられていた柳に似ていたからそう呼ばれるようになったそうです。

  釣鐘鉄線
  キンポウゲ科
15年ほど前にタキイ種苗の茶花展で購入しました挿し木で随分増えました。鉢植えで育てています

   西洋苧環
  キンポウゲ科
山苧環も育てていますが私は西洋のほうが好きです。色んな品種が出回り開発されていますが

余り惹かれません。苧環の良い所はどうしてあのような形の花が出来るのか、幻想的で未央柳もそうです。沢山種が落ちてよく増えます。

鳴子百合 ユリ科
愛嬌のあるユリです下向きに並んで咲くさまが田んぼの鳴子にたとえてこの名が付いたそうです秋に黒い実をつけます

  赤花さんざし  
バラ科 漢名に基づいた名でさんざしの子は果実を指しています。中国原産で、赤い花は品種改良されたものです。

    二人静    
センリョウ科 山で見かけたときは本当に二人で静に肩を寄せ合っているようでした。迷わずそのままのしておきました

  梶の木 クワ科
乞功奠には無くてはならない植物です。樹皮から繊維、紙の原料にしていました。桑、楮の実が食べらるから梶も食べたいと思い京都の或神社から小さな苗を移植して育てています。長野の諏訪大社の御神木でもあります。

   朴の木       モクレン科
移植は嫌いますが、うちには3本あります。花は大変いい香りがしますが、高いところに花をつけますので命懸けです。

 破れ傘 キク科 名前の通り傘が破れてしまったようですね、地中より顔を出したばかり時はまだ、砂をかぶっていて産毛も生えていてやんちゃ坊主のようです。


    一人静
   センリョウ科
知り合いより頂いて育てていました。もう絶えてしまったものと思っていたら、一本生えていました。まさしく一人静。清楚な感じを義経の愛妻静御前にたとえたものだそうです。
    さんざし        バラ科     サンザシの漢字が当てはまらず苦戦しています。「しどみ」という漢字を使います。享保年間に渡来、同属の西洋サンザシはメイフラワーと呼ばれています。

   白根葵
  キンポウゲ科  
別名山芙蓉・山牡丹とも言われる程山草の中では特に美しい物の一つとされます。日光の白根山に多く自生しているそうです。

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  松本仙翁     ナデシコ科
花の形が、歌舞伎俳優の松本幸四郎の紋所に似ていることからこの名前が付いたそうです。

信州松本にこの花が多く産するからというのは間違いだそうです。うちでは一度この花は絶えてしまったのですが、前に一度知り合いに種をあげていた方に種を貰って育てています。

茶花・山野草 いけ花 茶の湯・御菓子上生菓子