緑釉
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 作者  鈴木 徹氏
     1964年岐阜県多治見市に生まれる
     第一回菊池ビエンナーレ展で大賞受賞
     いま市場が注目する新進陶芸作家28人に選ばれる美濃の若きホープ!!

 作品     


私では上手く説明できませんが迫力があり、自然と調和した釉薬は作者の飾らない人柄が器に表れていると思います。

室内で感じられる色、太陽の光で輝く色とでは感じ方が違います。私自身は屋外で眺める氏の作品が好きなのです。

水盤です。二色の釉薬を使ったものです。少し浅いようですが出来るだけ上手にいけて使いたいのです。


  水仙と椿
椿は大輪の明石潟



水仙にはたっぷりの水が似合うと思ったのです。


風車 今年はたくさん花をつけました。



ただただそのまま水盤に放してやりました。


轆轤形成された球体の壺に泥を打ちつけた泥刷毛目。


花材は木瓜、水仙、椿。木瓜の枝がなかなか収まらなかったのです。


夏椿なのです。大好きな花なのですが、すぐに落花してしまいます。

でもコケの上に落ちた花にも格別の風情があります。そんなイメージです。

今年初めて咲いたガンピです。矢筈薄、紫陽花を取り合わせました。

桔梗、撫子、糸薄、節黒仙翁、気の早い秋草達を少し多いめにいけました。

春蘭・胡蝶侘助の投げ入れです。
照明が暗くて判りにくくてすみません。
でも春らしい好きな取り合わせです。

西洋苧環と木瓜それに判り辛いのですが稚児百合が添えてあります。ただでさえ控えめな稚児百合がわきに追いやられています。
さんざしが沢山実をつけました。この花器を屋外へ連れ出したのは初めてです。

菊の種類は知りませんがウチで咲いていたものです。




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