立田姫

秋を司る野山の紅葉を染めなす神であります。
春夏と咲き誇っていた花のあとに付けた実が
色付き始めたものもあります。この頃はキク科
の植物が多く見られます

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  萩 江戸絞り  
マメ科 秋の七草に数えられています。これは品種改良でしょうか、気に入ってます。花が付くまでに3回剪定します。

沢桔梗 キキョウ科山の湿地帯で見つけました。挿し木をして増やしていますし多治見の山にそっと植え替えています。

  杜鵑 ユリ科  これは山から移植して育てています。いつも先に葉先が枯れて少し格好が悪いですが、山で見かけると違和感は無いよ

蔓人参 キキョウ科初めて見た時は何なのか判りませんでしたが、掘っている最中に匂いがしてきました。人参のような大きな根です。

  むかご人参   
セリ科 根は食用に出来るそうですが、花火のような花だったので山から移植しました葉の付け根に零余子のような実を付けます

  杜鵑 ユリ科  これは台湾原産種です。ごく一般に出回っていてお花屋さんのものは、殆どがこの種類だと思います長い間咲きます。

    秋明菊      キンポウゲ科  
菊の字が使われますがキク科ではありません。薄桃色で、よくコスモスと間違われます。

 藪さんざしの実  
バラ科 藪さんざしはさんざしみたいな花はつけませんが、鈴生りに付けた実はさんざしよりも好みです。

 桔梗 キキョウ科 多治見市の花です。鎌倉初期土岐氏を名乗った光衡は桔梗の花を兜に挿して戦ったところ大勝したそうです。

 金水引 バラ科  紅花の水引に似て細長い黄色の花穂をつけます。紅い水引はタデ科で全く異なる植物です。たくさん生えています。

   節黒仙翁   ナデシコ科 日本特産。野山に咲いた姿を見つけたときは歩きつかれた自分に励ましの言葉を掛けられているようです

   高根撫子   ナデシコ科 河原撫子と殆ど変わりませんが少し色が薄いのと開花時期が早いです。海抜の高いところで繁殖しています 

   河原撫子   
ナデシコ科 左の写真と同じでしょうか?秋の七草の一つ。愛撫される子の意味です可憐な花の姿ですね

 野紺菊 キク科  雑草と一緒に健気に咲き誇っています。同じ頃に嫁菜が花を咲かせますがこちらの方が色が濃く姿がしっかりしています

   御山竜胆  
 リンドウ科 竜胆の近縁種で、高山帯に自生するそうです。根茎と根に強い苦味があり、それは竜の胆のようだと誇張された名称です。

  白萩 マメ科  秋の七草の一つです。上手く剪定でき花がたくさん付きました。白い花は本当に清楚です。

比叡山杜鵑 ユリ科京都で生活している時、私の御茶の先生から一株譲り受けて育てています。比叡山に自生しています。色、姿、満点。

山らっきょう ユリ科
余りに可愛くてついつい持ち帰ってしまいました。お葱の匂いがしたので直ぐにユリ科と判りました。野蒜は春に咲きます

 秋珊瑚 ミズキ科 サンシュユの色付いた実です。乾いた果実を焼酎につければ疲労回復、低血圧症、冷え性によいそうです。

美男葛 モクレン科万葉の歌には「会う」や「たえず」」の枕詞として登場します。小枝の皮には粘液が含まれており水につけておくと、とろりとした液が出来ますこれを男性の整髪に用いた事からこの名称が付けられたそうです。


    秋海棠
 シュウカイドウ科
春に咲くカイドウに花の色が似ているからこの名前が付いたそうです。花自体はゼンゼン似ていません。可愛い花ですが咲く場所も日当たりの悪いところにいます。
   田村草
   キク科
田村草の名前の由来は不明との事、でも別名玉箒という可愛い名前があります。いっそのことそちらに改名しては?と思うのですが、皆さんいかがですか?


  上臈杜鵑草
    ユリ科
初めて鉢植えのままで育てました。名前の由来は宮中に仕える女官・上臈になぞらえてつけられたそうです。ホトトギスの仲間では最も気品があると思います

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