早春

里山にはところどころ雪が残っています。.
 気の早いユリ科の植物達は地中から顔のぞかせています。

暖かい春の日差しで目を覚ました花達です未だ新芽すら芽吹いていない里山にはこんなに可愛い花たちが一生懸命種の保存のために咲き誇っています。

トップ アイコン

 トップページにもどる
直線上に配置

万作 マンサク科
満作とも書く。各地の山地でこの木が枝いっぱいに花を咲かせるからです。

万作はいい匂いがします。かの金華山は万作の木が沢山あり春は黄金色に染まっていたからその名が付いたそうです。

山茱萸 ミズキ科
名称は漢名の音読みで、グミと書くから実に関連した名称なのだそうです。秋には赤い実が可愛いです。

土佐水木
マンサク科東濃地方にも自生していますが菜の花をはじめ、春は黄色の花が多いですよね。

稚児百合 ユリ科
本当に可愛い可憐なお花です。山地の林に群生しています。毎年少しづつ増えています。

 片栗 ユリ科
多治見では余り見られなくなりました。万葉集では大伴家持が堅香子の花と歌っていますが、これが片栗とされます。 

八重咲桃 バラ科
枝垂れですが、立派に実をつけます。これは種苗やさんで購入しました。

  屋久島山法師
別名山桑、各地の山野に自生しますが屋久島のものは新芽が赤いのです。それは綺麗です。紅葉も格別です。

 碇草 メギ科
名の如く碇の形をしています。三枝九葉草の一名もありますが、花期の茎葉の煎液は強壮・強精に有効で「淫羊かく」の生薬名です。

   山葡萄の花    小さな穂先に花なのでしょうかツブツブしたものをつけています。これが霜が降りる頃には、黒く甘く熟して来るのかなと思うと健気です。生け込むために育てていますが、何時の間にか、食用としての楽しみに変わりました。


    木瓜
    バラ科
中国渡来の植物で日本では園芸用に親しまれているみたいです。草木瓜の実は薬用に用いられるそうです。刺があるから気を付けてね!名前同様愛らしい花です。

  さるとりいばら
    ユリ科    
日本では別名山帰来と呼ばれていますが、本当の山帰来は熱帯植物で台湾や華南に自生しているそうです。生薬名はバッカツと言われます。赤い果実は美味しくありませんが目を楽しませてくれます。
直線上に配置

  利休梅 バラ科利休忌の頃に咲き始めるので利休梅と名が付いたそうです。私は咲いた姿より、蕾の頃の景色の方が趣があり好みなのです。

  深山延齢草      ユリ科    中央自動車道のサービスエリアで一昨年植木鉢のものを買って育てています。延齢草には花弁はありません。3枚の蕚が花びらに見えます。

     辛夷
   モクレン科   植えたつもりはなかったのですが、何故か咲き始めました。子供が生まれた時多治見市は記念に幣辛夷の苗木をプレゼントしてくれます。多分接ぎ木がしてあったのでしょう。


     貝母       ユリ科バイモ属 
中国原産で江戸時代に渡来したものとされます。網笠百合ともいわれます。球根は薬用にもされます。球根を買って10年以上経ち、今年初めて咲きました。愛嬌のあるユリ科の花です。

茶花・山野草 いけ花 茶の湯・御菓子